法人口座のデメリットに注意しよう!

大手都市銀の開設におけるデメリット

一口に法人口座の開設と言っても、利用する銀行によって特徴が大きく異なるため、メリットだけでなくデメリットについても理解しておかなくてはいけません。いくつかある銀行の中でも、法人口座の開設で多く利用されるのが大手都市銀です。メガバンクとも言われる大手は、会社としての信頼性の高さや、大口融資の対応などメリットが多い反面、開設に必要な審査のハードルが高いと言われています。そのため、起業したばかりの会社は、実績などを理由に落とされてしまうこともあるので注意が必要です。また、口座を維持費用や振込などの各種手続きに掛かる手数料が高めに設定されているケースも少なくありません。振込や支払いなどの手続きを頻繁に行う会社は、この点がデメリットになってしまうこともあります。

ネットバンクで開設する場合の注意点

インターネットの普及に伴って利用者が増えているのがネットバンクです。ネットバンクとは文字通り店舗を持たずにインターネット上で各種手続きができる銀行のことで、振込手数料などがメガバンクに比べて安いなど、ネットならではの魅力があります。しかし、気を付けなくてはいけない点もいくつかあって、その一つが信頼性です。需要の増加に伴って様々な企業が参入してきているとはいえ、歴史はまだ浅いため、店舗型の銀行に比べて信頼性の面で若干劣るのは否めません。これはネットバンクだけでなく自社の社会的信用にも影響してくることがあるので注意が必要です。ネットバンクは店舗が存在しないことから、融資を始めとした相談が電話や電子メールでのやり取りに限られてしまうのもデメリットの一つと言えます。

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