役に立つ!法人口座のメリット

資産や費用を管理しやすい!

事業を行う際には金銭のやり取りが多くなります。もしも、この取引を代表者名義の口座を使って管理する場合、私的資産と法人の資産とが混同してしまう可能性があります。他にも、出張費や消耗品費など細かい出費があった場合、どこから引き落とされたかなど出所の管理や精算がしづらくなってしまいます。法人口座を利用すると取引の際口座がまとまっていることで取引明細の整理などを簡単に行うことができます。また、口座を開設する銀行によっては目的別や請求別に口座を管理できるため、身に覚えのない入金があった際などにも誰宛てのものなのか、何目的のものなのかが簡単に確認でき、煩わしい手間が省けます。さらに、法人口座と紐づけられたビジネス用のデビットカードやクレジットカードを発行している銀行もあり、こちらを利用すれば立替金が発生することもなくなります。

取引に信頼性を持たせられる!

法人口座を開設する際には企業の登記簿や定款、印鑑など多くの書類が必要になるほか、詐欺などに使われる架空の会社ではないかなど厳しい審査があります。つまり、法人口座を持っている企業は事業内容や事業の見通しなどの面で銀行に認められているということになるので、相手側にも信頼を持たせることができます。代表者名義の個人口座で取引を行う場合、資産の公私混同がないか税務署などから不安視される可能性がある他、相手企業によっては取引をしてもらえない場合もあります。法人口座を持っているということは、自分たちの企業がコンプライアンスを遵守していることが証明できるだけでなく、取引先企業の間口を広げることにもつながってきます。

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